AGA

AGAってなに?AGAの症状をご紹介

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中高年の男性の頭髪が薄くなることがインターネットでも取りあげられ、徐々に浸透して一般的になってきたAGAは、英語で「Androgenetic Alopecia」の略となっており、日本語では男性型脱毛症と呼ばれます。ストレスで薄くなる円形脱毛症や頭皮の汚れで荒れる脂漏性脱毛症とは異なり、特徴的な薄毛の症状が現れます。30代以降の成人男性に現れることの多いAGAですが、実は思春期以降であれば誰でも発症する可能性のあるもので、早い人では10代後半、20代前半でも目立つようになります。AGAの症状は7つのレベルに分けられ、それぞれレベル1〜2を第一段階、レベル3〜4を第二段階、レベル5〜7を第三段階としています。

 

髪の毛が薄くなっていくのは前頭部の生え際か、頭頂部のつむじ付近、あるいはその両方で徐々に広がっていくのが特徴です。M字ハゲなどという言葉があるように、この状態は前頭部が徐々に後退しているため、早めの対処が必要になります。前述の第一段階は初期状態のため、目視でもあまり気付かれないことも多いですが、第二段階までくると目に見えて髪の毛が薄くなっているので症状がはっきりとしています。第三段階ではほとんど髪の毛が残っていない状態で、治療しても回復が難しいと考えられています。

 

ちなみに、頭髪が抜けるのは前頭部と頭頂部のみで、側頭部と後頭部の髪の毛は残っているため、知っている人なら一目見ただけでAGAであることがわかります。AGAの原因は遺伝または男性ホルモンの異常とされており、現代医学では完治することは不可能となっていますが、適切な治療を受けることで進行を遅らせたり、失った頭髪を取り戻すことも可能です。治療期間が非常に長く、半年または1年以上かかることもあるため、途中で止めてしまう人もいますが、諦めずに続けることで元の状態に戻すこともできます。また、対処療法としての手術などもあり、上手く利用することで短期間での治療ができるようになっています。

AGAと遺伝の関係と発毛治療

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これまで一般的にAGAは遺伝の大きな影響を受けているとされてきました。父親や祖父。親戚などの頭髪を見て、いずれ自分の頭も同じように薄毛になるのだと感じていた人も多いかもしれません。母親をはじめとした女性の遺伝よりも、父親などの男性の遺伝が強いとされてきたのは、あくまで一般的なイメージです。実際のところAGAについてはその要因は父親だけのものではありません。むしろ近年の研究では、母方の遺伝子のほうがAGAに強く影響されている可能性があるとされています。研究については諸説あるものの、父親や父方の祖父が薄毛であったからといって、その子も薄毛になるわけではないと判ります。

 

遺伝と一口に言っても人それぞれに違いがあり、兄弟のすべてが同じように発毛治療を必要とするわけではありません。同じ父と母を持つ兄弟でも性格や好み、体質などに違いがあるように、人によって差が出てきます。ここでもまた父方の遺伝子についての見解と同じように、兄弟が薄毛だからといって自分もそうなるわけではないと判断することができます。

 

AGAの治療については、次々と新しい治療法や薬が発表されています。発毛治療の進化によって、薄毛はもはや恐れるものではなくなりつつあるのです。AGAは治療するものという認識が世間に浸透しつつあることも、よりいっそう発毛治療を受けやすくしてくれる土台となっています。従来、男性の薄毛といえばあまり深刻に捕らえられず、酷い時にはからかいの対象となってきました。しかし頭髪は見た目の第一印象に関わる大切な部位であり、薄毛は本人にとっては笑いごとでは済まされない深刻な事態でもあります。遺伝についての研究や、それにともなう新薬の開発、治療を受けられるクリニックの増加などによって、発毛治療は手軽なものとなっています。薄毛に悩んでいる人は、通いやすいクリニックがないか、職場や自宅の近くで探してみるのも良い方法です。

AGAとストレスとの相関と発毛治療ついて

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発毛治療をする上でぜひとも心がけたいのは、ストレスを溜めないことです。AGAは脱毛酵素が過剰に作用することで発生する薄毛であり、男性によく見られるため男性型脱毛症と呼ばれています。体毛が濃いと薄毛になりやすいですし、遺伝も関係しています。遺伝性の部分はどうしようもありませんが、遺伝だけで決まるわけではありません。両親が薄毛だとしても、規則正しい生活を意識していれば薄毛は最小限に抑えられるでしょう。

 

医療機関で発毛治療を受けるとき、AGA対策としてストレスを溜めないようにアドバイスを受けることがあります。ストレスが溜まってしまうと毛細血管が収縮しますから、毛根に血液がうまく届きません。その結果、髪がやせ細ってボリュームがなくなり、スカスカになってくるわけです。男性は女性よりもストレス耐性が低く、ストレスによって体調を壊しやすいと言われています。抜け毛が増えてきたら生活習慣を改善して、心身のバランスを整えていきましょう。

 

AGAは進行度合いが早いので、早めの対策が必要になります。抜け毛が気になり始めたら、まずはシャンプーを変えてみるのがおすすめです。育毛タイプに変えることで抜け毛を減らせば、AGAの進行を遅らせることができるでしょう。さらに育毛剤や発毛剤も使用すれば効果的ですが、これらのケアで効果を得られない場合は医療機関での発毛治療が必要です。育毛エステでもケアを受けられますが、それよりも医療機関の発毛治療のほうが効果が高いです。睡眠リズムの崩れはストレスを強くしますから、早めに眠るように心がけてください。発毛治療では夜10時までに眠るようにアドバイスされる場合もあります。10時までに眠るように意識すれば、睡眠時間をたっぷりと確保できるのです。たくさん眠れば心身のバランスがよくなるので、AGAの進行を遅らせることができます。今ある髪の毛を守ることもAGA対策として重要であり、毎日の抜け毛のボリュームはチェックしておきましょう。

AGAの治療薬:フィナステリドとは!

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薄毛の問題を改善するためAGAの治療を受ける人も多く、そのためにも事前に情報を調べていけばフィナステリドというキーワードを目にすることがあります。クリニックで独自配合される成分であり、プロペシアと呼ばれる治療薬の有効成分にもなっています。これだけはわかりづらいかもしれませんが、AGAの治療に必要なものとだけ理解しておけば十分でしょう。具体的な説明としては、まずAGAの原因を知る必要があります。若い世代でも髪の毛が抜け落ちたり成長せずに薄くなるAGAは、頭部の髪の毛が成長するために必要な毛乳頭のヘアサイクルが狂っていることに起因します。毛乳頭には5αリダクターゼと呼ばれる酵素が存在し、全身に存在する男らしさを発揮する男性ホルモンのテストステロンと結びつくとDHTと呼ばれる悪性の男性ホルモンに変化します。

 

このDHTが毛乳頭内部のレセプターに結合することで、ヘアサイクルが狂ってしまうため、AGAが発症して延々と抜け毛が増え続けることになるのです。フィナステリドは当初、前立腺肥大症の治療薬として開発されていましたが、髪の毛が徐々に濃くなっていくという副作用が出たことから再び研究されるようになったのです。その結果、男性ホルモンに働きかける作用が、実は毛乳頭内部の5αリダクターゼを阻害をするということがわかると、AGAの治療に役立つとして転用されるようになったのです。

 

フィナステリドが5αリダクターゼを抑えることで悪性のDHTを生成することができず、頭髪のヘアサイクルは徐々に正常に戻っていきます。治療薬だからといって服用して即日に効果があるというわけではありませんが、ヘアサイクルが戻ることで以前のように毛髪が生えてくるため、時間をかけてじっくり治療していけば必ず昔のままの髪の毛が取り戻せるとされています。効果の実感ができるまでの期間は一般的には6〜12ヶ月と言われており、育毛効果の高いミノキシジルと一緒に処方されることが多いようです。

AGA治療のために:ミノキシジル

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AGA治療ではミノキシジルが処方されることが多いです。ミノキシジルには血管を拡張して細胞分裂を活性化させ、髪の毛を生えやすくする効果を持ちます。細くて簡単に抜けてしまうような髪の毛も丈夫になるため、抜け毛を減らして新しく生える髪の毛の量を増やすことができます。日本では直接頭皮塗布する外用薬として使われています。

 

1日2回朝と晩に塗りますが、1回の量は1mlと決められています。塗り忘れに気づいて2倍の量を塗っても効果が2倍になるわけではなく、むしろ決められた量を超えるので副作用が出やすくなります。外用薬としてのミノキシジルは育毛剤に配合されることもあるため、病院に行かなくても入手できます。ただし元々高血圧症の治療薬なので、高血圧や低血圧で体調に不安がある人は医師に相談してから使用しなければなりません。肌が敏感な人は低い濃度を使うのがおすすめです。病院では外用薬で効果の出なかった人にミノキシジルタブレットを処方することがあります。これは内服薬で有効成分が血液中に取り込まれるので、外用薬よりも強い効果を発揮します。薄毛に悩む人にとっては救世主ですが、効果が強いということは副作用も強く出やすいということです。低血圧や多毛症などの副作用が挙げられます。

 

1日1回服用し、1日に摂取できる上限は10mgです。しかしこれは欧米人に合わせた上限なので、体の小さな日本人は半分の5mgでも十分な効果が期待できます。最初にミノキシジルタブレットを服用する時は、副作用のリスクを考えてピルカッターで5mgのタブレットを半分に切って2.5mgにすることもあります。インターネットを使えば海外から輸入されたミノキシジルタブレットを購入できますが、医師に診せながら治療を進めていくのが最も安全です。効果の高いミノキシジルタブレットでもヘアサイクルがあるので、塗った翌日にふさふさになることはありません。長期的に治療を行うことになるので、根気良く通院します。